ダイエットの敵(1)ー食欲を狂わす食事
400万年と言われる人類の歴史のほとんどは、飢餓の時代でした。あなたのカラダはこの飢餓に備えるような仕組みになっているのです。
本来であれば「食欲」はカラダを維持するために必要な栄養素を摂るためにおこるはずです。
「カラダの欲求」と「あなたの食欲」のギャップの原因とは何なのでしょうか?
ダイエットの敵、「食欲を狂わす食事」についてお話します。
食べ物から摂ったエネルギー源は、使うことができなければ、カラダのなかに脂肪として溜め込むようにできています。
体内脂肪量 =(カラダに取り込んだエネルギー量) − (カラダが使ったエネ ルギー量)
わかっていても、なかなかやせられませんよねぇ。
現代で脂肪が増えてもいいことないのに、食欲を抑えることは難しいですよね。
ダイエットは単純なカロリーの引き算だけではありません
「食欲」とは、カラダを維持するために必要な栄養を摂るためのものです。しかし、今やその食欲がかえってカラダを不健康にしています。
ここ数十年の間に食生活が大きく変化したために、肥満と生活習慣病と呼ばれる病気が大幅に増えてしまいました。
飢餓であることが当たり前」の時代が何百万年と続き、それに慣らされてきた人間のカラダが、たかだか数十年の間に起こった変化にすぐに対応なぞできないでしょう。
少なくとも、飢餓の時代と同じく気の遠くなる年月をかけて、ゆっくりと食生活の変化に合った体の変化をしていくのでしょう。
カラダの進化が追いついていかないのならば、やせながら健康レベルを上げる努力が必要です。そのためには、食事の質を見直す必要があるのです。
では、カラダの欲求とあなたの食欲との間にどうしてギャップができてしまうのでしょうか?
「つい食べ過ぎてしまう」食欲を狂わす食事の罠
現代の食事の特徴は、「カロリー過多の栄養不足」と言われています。
3大栄養素、特に炭水化物と脂質からカロリーを摂り過ぎ、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルスが大幅に不足しているのです。
カラダはカロリーを得たときには、栄養も十分にとれることを期待しています。
つまり、カロリーが高く、栄養のないものを食べても、カラダは、「もっと食べろ」と命令してしまうのです(これが400万年かけて培ってきた我々のカラダの習性です)。
食事をすると血糖値が上がります。 血糖値を急激に上げるような食事をすると、大量のインスリン(インシュリン)が分泌されます。
インスリンはすい臓から分泌されるホルモンで、炭水化物から消化されたブドウ糖を細胞内に取り入れる役割をします。
大量のインシュリンが分泌されると今度は血糖値が急激に下がり、すぐにおなかがすいてまた食べてしまいます。
そしてその悪循環が続き、余分なブドウ糖が脂肪に転換されて脂肪細胞に蓄えられてしまいます。
カラダは食欲には勝てないようにできていますので、血糖値を急激に上下させる食べ物をとっている限りやせられないでしょう。
本当に怖い、食品とは?
実は、血糖値を急上昇させる代表選手は精製された砂糖です。
砂糖は体内に入ると、すぐ吸収されるため、急激に血糖値を上昇させます。
甘いものを食べた後にエネルギーがみなぎったり、気分がよくなったりという経験があるでしょう?
すぐにエネルギーに変化するものだからです。
しかし、砂糖の入った食べ物をとりすぎると、30分か1時間もすると、血糖値は砂糖を摂取する前より下がってしまうのです。
そしてまた、甘いものがほしくなります。
精製された炭水化物、精米や白い小麦粉もかんたんにブドウ糖に分解され、砂糖と同じことになります。
同じ炭水化物でも他の栄養素、特に食物繊維を含んでいれば、ゆっくりと消化・吸収される為、血糖値は急激には上がりません。
では、本当に怖いダイエットの敵とは何でしょう?
最悪なのは、ソフト・ドリンク類です。着色砂糖水や着色発泡性砂糖水の類は、摂取カロリーに対する栄養素の割合が極めて低いからなのです。
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