日本人のカラダに異変!
日経新聞が1面に健康関連の連載記事を掲載していました。同紙が1面に健康関連の記事を掲載するのは、とても珍しいことですよね?
非常に衝撃的な数値がならんでいることに驚きました。
日本人のカラダにいったい何が起きてきているのでしょうか?
題名は「長寿ニッポン。からだの異変」とあります。以下に要約してご案内いたします。
偏った食生活、運動不足、そしてストレスが体に負担をかけ、世界一の長寿国といいながら健康問題を抱える人は増える一方。
健康診断では血糖値、血圧、中性脂肪などの個別の数値は対して悪くないのに黄色信号がいくつもあり、それを放置すると、ある日突然「心筋梗塞」や「脳卒中」で救急車で運ばれるはめに。それまでまったく病歴も、自覚症状もなく「健康」…… それゆえ、精密検査が不要でも安心できないのです。
このような症例を「メタボリックシンドローム」と呼びます。
沖縄県の豊見城市中央病院糖尿病・生活習慣センターには、週に2人は救急車で病人が運ばれてきています。「世界一の長寿国日本」その中でも、長寿で知られる沖縄でさえ、男性の3割がこの「メタボリックシンドローム」予備軍だそうです。
九州にある久山町では、2002年の住民健診を分析すると、40歳以上の約5割が糖尿病とその予備軍だったそうです。
40年前の約6倍。
同町の年齢構成は日本全体とほぼ同じなので、この健診結果は日本人の健康状態をそのまま示しています。
具体的に日本全体を見ると、2003年に定期健康診断を受けた1180万人のうち、なんらかの異常を指摘された人は47.3%。1990年の23.6%から倍以上増えました。
生活習慣病の予防を目指す厚生労働省の「健康日本21」プロジェクトは、昨年10月時点で53項目のうち、4割近い20項目で悪化しています。
ガン、心臓病、糖尿病などの生活習慣病対策の基本は、日常の生活管理です。しかしながら、「日本の医療は治療が中心で、予防が重視されてこなかった」と指摘する声もあります。
健康診断で初期の異変が見つかっても、放置する人が多いようです。症状の有る無しにかかわらず、そのまま放っておくと病気になる体の状態を「未病」と言います。重病になることを防ぐには、この未病に的確に対処することが大切です。
「健康」と言ったときに、「病気」と「病気でない状態」に単純に二分する発想はすでに時代遅れとなりました。
(日本経済新聞2005年5月11日、12日号「長寿ニッポン。からだの異変」より抜粋、要約)
「健康」、あなたはどの「レベル」で健康なのかご存知ですか?
一言で、「健康」といっても、どのレベルで「健康」なのかを考え、身体の少しの異変を感じたならば、的確に対処する必要があるのです。
そして何よりも大切なのは、常に高いレベルの健康を維持するよう心がけることです。
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