活性酸素の正体を暴く
病原菌が原因以外のほとんどの病気は、「フリーラジカル」が関わっていると考えられています。
そして、フリーラジカルの中でも超悪玉なのが、「活性酸素」です。
活性酸素はどうやってカラダの働きを阻害しているのでしょうか?
ではまず、「フリーラジカル」についてお話しましょう!
シミやシワなどの他、ガン、動脈硬化、糖尿病、老人性痴呆、関節炎、白内障などの数多くの病気はフリーラジカルが関っているといわれています。
つまり、病原菌が原因になっている以外のほとんどの病気に関わると考えられているのが「フリーラジカル」なのです。
では、「フリーラジカルの正体」とは一体どんなものなのでしょうか?
フリーラジカルは不倫したがる独身族?
昔ならった理科の授業をちょっと思い出してください・・・。
地球上の物質の最小単位が原子ですよね。
水素、酸素、カルシウム、ウラニウムなど106種類あります。
原子の中心にはプラスの電気を帯びた陽子があり、その回りをマイナスの電気を持つ電子がいくつも飛び回っています。
例えば、水素原子には、シングル電子が1つ、酸素原子には2つあります。
そして、1つの酸素原子(電子2つ)に2つの水素原子(電子1つ)が結合すると、それぞれの電子がペアとなることが出来て、安定した分子になります。これが「H2O」すなわち水のことです。
ペアとなった電子は、非常に安定して強く結びつきあいますが、何らかの理由で無理やり引き離されることがあります。
その結果、新たな相手を求めて、手近にいる何とでも結合したがる非常に不安定な電子をもった分子となります。
これが「フリーラジカル」です。
不倫(フリン)したがる独身(シングル)と覚えていただきましょう。(笑)
超悪玉フリーラジカル=「活性酸素」!!
フリーラジカルにもいくつかタイプがあります。電子のペアを作るために、他の分子から強引に電子を奪う過激分子もいるのです。
そのなかでも悪質なのが、酸素から生まれたフリーラジカル、すなわち「活性酸素」です。
「活性酸素」・・・、アナタもテレビや雑誌などで、この言葉は聞いたことがあるでしょう。これこそが、人間の体にとっての天敵なのです。
なぜなら、活性酸素は細胞を「酸化」すなわち、サビつかせて正常に働くのを阻害してしまうからです。
オプティマル・ヘルスを手にするには、カラダの60兆個全ての細胞を元気にすることが重要です。それゆえ、人間のカラダの働きを阻害する「活性酸素」こそが悪の権化なのです。
カラダの中の脂肪が腐る? 一体どうして?
人間のカラダの細胞は細胞膜で覆われています。細胞膜には不飽和脂肪酸が多く含まれています。
不飽和脂肪酸は反応しやすい性質を持っていて、特に日光の紫外線を浴びると活性化して、何かしらと結びつきたくなります。そこへ活性酸素が通りかかれば、両者はすぐ結びついてしまいます。
活性酸素と結びついた不飽和脂肪酸は、以前とは全く別物に変身して、「過酸化脂質」と呼ばれます。
つまり「腐った脂肪」のことです。
古くなった揚げ物油や、何度も使った揚げ物油はいやな臭いがしますね? あれも過酸化脂質が増えてきているからです。
細胞膜には、細胞外の物質を細胞内へ運ぶ役目をするタンパク質(ブドウ糖を取り入れるインシュリン・レセプターなど)などが含まれています。
しかし細胞膜が過酸化脂質となってしまうと、これらのタンパク質が変形したり、細胞内の物質が外へもれたり、発ガン物質が細胞内へ侵入しやすくなってしまいます。
その結果、細胞内部へ栄養素が行き届かなくなり、細胞がきちんと働けなくなったり、老化が進んだり、ガン細胞が生まれたりする可能性がでてきます。
「活性酸素」からカラダを守るためには、抗酸化が健康レベルをあげるキーポイントとなるのです。
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