必要量と欠乏症
ビタミンB2を摂りすぎても水溶性ビタミンですから、体内にたまる心配はありませんので過剰症の心配はありませんが、まれにビタミンB2を摂りすぎて起こりうる症状に、かゆみ、しびれ、焼灼感やチクチクした痛みなどがあります。
ビタミンB2の一日の摂取量は、成人男性:1.6mg 成人女性:1.2mg(妊婦:1.2~1.5mg 授乳婦:1.6mg)です。
ビタミンB2の欠乏で、まず症状が現れるところが、唇や舌、目などの粘膜のところです。口内炎や口角炎が良く出来る、目が充血してゴロゴロするといった人はビタミンB2が不足しているかもしれません。
ビタミンB2が欠乏すると皮膚にも影響を与えます。ビタミンB2は「お肌のビタミン」とも言われているのです。ビタミンB2が不足すると、体内の脂質がエネルギーに変換されにくくなるため、肌や頭皮が脂っぽくなり、そのために頭髪のフケが酷くなったりします。また、肌が荒れたらニキビになったり、更に酷くなると、シミ・シワ・たるみと老化の原因に繋がってしまいます。
小児の病気で、股部にヒビができてかゆくなるシビ・ガッチャキ症という病気もビタミンB2の欠乏症の可能性が高く、発育が悪くなってしまいます。
ビタミンB2が不足すると、成長が抑えられたり、健康な皮膚や髪の毛が作られなかったりと、さまざまな成長障害が起こるため、「成長=Growth」のGを取って、「ビタミンG」とも呼ばれています。
実際、母乳にはビタミンB2がたくさん含まれていますが、もし母親がビタミンB2不足していますと、新生児が先天性奇形を起こす危険性が高いと言われています。ですから、妊娠中や授乳中の女性はビタミンB2不足に子供のためにも、より気をつけなくてはなりません。